【岡山】上杉謙信の愛刀、国宝の備前刀「山鳥毛」、瀬戸内市が購入方針 提示額5億円、ふるさと納税活用 上越市が購入を断念
岡山県瀬戸内市は23日、県内の個人が所有する国宝の備前刀「太刀 無銘一文字(山鳥毛(さんちょうもう))」を購入する方針を明らかにした。所有者は5億円での売却を希望しており、同市はふるさと納税の活用による財源捻出を進め、年内にも譲渡契約への道筋を付けたい考えだ。山鳥毛は戦国武将上杉謙信の愛刀としても知られ、謙信ゆかりの新潟県上越市が2016年に購入を表明したが、金額面で難航。