【医療】ES細胞を応用した臨床試験を申請 実施なら国内初/国立成育医療研究センター
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◆ES細胞を応用した臨床試験を申請 実施なら国内初
ヒトのさまざまな組織に変化するES細胞から作った肝臓の細胞を使って、病気の赤ちゃんを治療する臨床試験を国立成育医療研究センターのグループが国に申請しました。ES細胞を応用した臨床試験が実施されれば国内では初めてです。国立成育医療研究センターの福田晃也医長のグループは、肝臓で特定の酵素が働かないため、アンモニアを代謝できない難病の「尿素サイクル異常症」の赤ちゃんに、ES細胞から作った肝臓の細胞を移植することで治療することを目指しています。