【仏蘭西】衝撃の鑑定結果 収蔵品の60%が偽物 南仏の美術館に打撃
仏南部ペルピニャン(Perpignan)郊外にある、地元出身の画家の作品を集めた美術館で、収蔵作品の60%近くが贋作(がんさく)であることが分かった。地元首長は29日、地域にとって「大惨事」だと述べている。美術館があるのは、ペルピニャン郊外の人口8000人程度のエルヌ(Elne)。大規模な改修を終えて27日に再オープンしたばかりで、地元出身の画家エティエンヌ・テルス(Etienne Terrus、1857~1922年)の作品を展示している。