【経済】利便性は上がったのに…岐阜の消費が流出 名駅、JRゲートタワー全面開業1年
昨年4月の全面開業から1年がたつJR名古屋駅の複合ビル「JRゲートタワー」(名古屋市)が好調だ。商業施設「タカシマヤ ゲートタワーモール」を核に若年層を取り込み、来場者数は3千万人を突破。2027年のリニア中央新幹線の開通を見据え、名駅周辺は再開発が進み、着実に人の流れを呼び込んでいる。一方、JRや名鉄などと直結する名駅の利便性の高さから、岐阜県など周辺地域にとっては経済波及効果よりも消費者の流出が進んでいるようだ。