【米国】「つまらない、ばかげた質問だ」 トップが回答拒否を連発、米テスラの株価急落
3日のニューヨーク株式市場で、米電気自動車大手テスラの株価が大幅下落した。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が、前日の決算発表の記者会見で手厳しい質問に回答を拒否し、失望した売り注文が膨らんだ。テスラ株の3日の終値は284・45ドルで、前日から約5・5%下がった。8%余り下落する場面もあった。マスク氏は2日の電話会見で、量産を目指すセダンタイプ「モデル3」の増産の遅れなどを質問されると、「つまらない、ばかげた質問だ」「いいかげんにしてくれ」と、いらだった様子になり、質問に答えなかった。