【鉄道ブーム】廃線でも「終わりじゃない」 廃線跡ツアー人気、トレッキングや自転車で走る 維持に課題も
全国で利用者の減少などで廃線となった線路やトンネルなどの「遺構」を再活用し、地域の活性化につなげようとする試みが増えている。廃線跡を徒歩でトレッキングしたり、レール上を自転車で走ったり。鉄道ブームの追い風を受ける一方で、遺構の維持管理や安全対策などの課題もあり、関係者の頭を悩ませている。(渡義人)1898年からたった9年間だけ、京都府木津川市から奈良市までの9・9キロを結んでいた「大仏鉄道」。