救急車呼んだ女性、相手にされず死亡 フランス社会に怒り広がる ナオミ(22)「もう死にそう」オペレーター「あなたは死ぬでしょう」
フランスで、ひどい腹痛に苦しみながら救急車を呼ぼうと緊急通報した若い女性がオペレーターにあざけられて相手にされず、数時間後に死亡していたことが分かり、国民の間に非難が広がっている。医療保険サービスへの予算増額を求める声も上がる中、仏検察当局は9日、捜査を開始した。ナオミ・ムセンガ(Naomi Musenga)さん(当時22)は昨年12月29日、救急通報ダイヤルに電話し、深刻な腹痛を訴えた。