【消防】「職員が壊した船の修理代2260万円は堺市が払うべきです。でも職員が個人で任意の寄付をするのは口を挟みませんよ」検証委
今年2月に堺市消防局員のミスで消防艇「茅海(ぼうかい)」が運航不能になった事故を受け、有識者らによる検証委員会が11日、開かれた。市消防局は当初、修理費用など計約2260万円について「市民に申し訳ない」として局員らによる弁償も検討する意向を示していたが、検証委は「市が負担すべきもの」と結論付けた。この日の検証委では「過度に高い注意義務を課し、責任を負担させることは組織全体を萎縮させる」などとする素案を提示。