【骨】国内最古270万年前のアシカか
10年前に富山県高岡市で見つかった動物の骨とみられる化石が、約270万年前のアシカの仲間の可能性が高いと、発掘した富山県の民間の研究グループが発表し、アシカの化石としては国内で最も古いものだとしています。これは、民間の研究グループ「富山県古生物研究会」が記者会見で発表しました。研究会は、10年前に高岡市西部の丘陵地帯で、動物の足の部分などとみられる骨3点を発掘し、ほ乳類の骨格の研究をしている愛知県の豊橋市自然史博物館の安井謙介主任学芸員に分析を依頼しました。