【次世代スパコン】「京」の100倍速い計算性能、ポスト京の試作機公開 富士通
富士通は15日、次世代スーパーコンピューター(通称・ポスト京けい)の試作機を報道陣に公開した。公開されたのは、スパコンの頭脳にあたる中央演算処理装置(CPU)と、CPUや冷却装置を取り付ける基板、約100枚の基板を収納できるラック。今年度中に製造を開始できるよう、性能確認を急ぐという。ポスト京は、富士通が文部科学省や理化学研究所とともに開発中のスパコンで、現在稼働中の「京けい」(神戸市)の約100倍の速さの計算性能を目指している。