【Do Not Resuscitate】<延命治療>不要なら「蘇生拒否入れ墨」も一手段
重症の高齢者が救急病院に運び込まれた場合、蘇生処置を施すか、見守るかは現場が直面する大きな問題です。延命を望むか望まないかは本人の意思しだいですが、ではどのような周知の方法があるでしょうか。大阪樟蔭女子大学教授、大阪大学招へい教授などを務めた石蔵文信医師が解説します。【毎日新聞医療プレミア】高齢の重症患者が搬送されてきても、本人の意思が確認できず、また家族の同意も確認できない場合は、医師は「訴えられたら大変だ」と考えて、できるだけの治療を施そうとする。