【岐阜】3年前、診断ミスで小腸切除 示談へ 示談金約820万円 岐阜市民病院
05月23日 19時01分
3年前、岐阜市民病院で、重い腸閉塞の診断が遅れ、小腸の大部分を切除する事態を招いたとして、病院は患者に示談金として約820万円を支払う方針を決めました。23日、岐阜市民病院が開いた会見によりますと、平成27年4月、県内の60代の男性が腹痛を訴えて受診し、医師は腸が癒着しねじれるなどする癒着性腸閉塞と診断し、点滴をして帰宅させましたが、男性は再び症状を訴え、その夜、救急車で運ばれて入院しました。