【小児医療】おたふくかぜで難聴、282人に1人、千葉の小児科調査
おたふくかぜにかかった人の約300人に1人が合併症で難聴になっていたことが藤森小児科(千葉市)の藤森誠医師らの調査でわかった。31日から岡山市で開かれる、日本感染症学会と日本化学療法学会の合同学会で発表する。調査は健康保険組合の加入者158万人の診療報酬明細書のデータを分析した。2014年4月~15年3月に「おたふくかぜ」と診断を受けた人は2822人おり、その後におたふくかぜが原因による難聴でステロイド治療を受けていた患者は10人だった。