【労基法】福岡県内の184事業所で法令違反。月255時間の残業強制も。福岡労働局発表
福岡労働局は29日、労災請求などがあった県内の280事業所を昨年11月に調査したところ、184事業所で労働基準法などの法令違反を確認したと発表した。うち101事業所で違法な時間外労働があった。最長では、職員が月255時間の残業を強いられた高齢者福祉施設もあった。労働局によると、残業に関する違反があった事業所は、時間外労働に関する労使協定(三六協定)を結ばずに残業させたり、協定で定めた上限時間を超えた残業をさせたりしていた。