【京都】〈画像〉「善の研究」などで知られる哲学者西田幾多郎の未公開ノート50冊発見「思考過程たどる史料」
「善の研究」などで知られる哲学者西田幾多郎(1870~1945年)の未公開ノート50冊が見つかったと、京都大などが30日、発表した。宗教学や倫理学と題した京大での講義ノートなどで、京大文学研究科の林晋教授(思想史)は「西田の生の思考過程をたどることのできる第一級の史料」と話す。石川県西田幾多郎記念哲学館(かほく市)によると2015年10月、遺族からノート50冊とリポート類250点が預けられた。