【三重】友人に無料で証明書 再任用の名張市職員 減給10分の1(1カ月)の懲戒処分
名張市は30日、手数料を徴収せずに市の証明書を友人に発行したとして、市民部収納室の再任用の男性職員(60)を同日付で減給10分の1(1カ月)の懲戒処分にしたと発表した。不正を把握しながら上司への報告を怠った男性課税室長(56)を戒告とした。市役所内部の公益通報で発覚した。市によると、男性職員は市民部適正課税・収納推進担当監の要職にあった昨年6月、市内の友人に2回にわたり、申請書なしで土地建物の固定資産評価証明書を計5枚発行し、計1250円の手数料を受け取らなかった。