【国際/話題】〈画像〉パリのパレ・ド・トーキョー美術館を全裸で鑑賞 フランスのヌーディスト鑑賞会
全裸で美術館にいて、最も居心地の悪いことは――寒さだった。パリの現代美術館パレ・ド・トーキョーが初めて開いた、ヌードで館内を鑑賞する催しに参加して30分。裸でいることには慣れてきたが、大きな洞窟のようないくつものギャラリーをめぐる冷たい空気には慣れることができなかった。政治的なテーマをもとにしたアルジェリア系フランス人芸術家ニール・ベルーファの展示コーナーで、私(筆者)はたまりかねて腕を動かす運動で暖を求め始めた。