【ニッポンの技術力】2020年東京からコンドーム愛を世界に配信「0.01」
五輪・パラリンピック選手村でのコンドーム大量配布は今や有名になった。16年リオデジャネイロ大会では過去最多の45万個を配布。20年東京大会では新種目により選手数も増えたため、リオを上回る可能性がある。「ものづくりニッポン」の精神は同業界にも息づき、良質な世界最薄「0・01ミリ」を誕生させた。エイズ・性感染症防止を念頭に置く欧米人は「丈夫さ」を好むため必ずしも「薄さ」を求めないが、業界は日本製が両者を兼ねていることを、世界へ発信する五輪にしたいと考えている。