【京都】暗夜の奇祭、豪快に回転させる「ぶん回し」や、前後左右に激しく倒す「振り」を男たちが披露
かつては街中の明かりを消して繰り広げられ、「暗夜の奇祭」としても知られる県祭(あがたまつり)が、5日から6日未明にかけ、京都府宇治市中心部で開かれた。御幣(ごへい)を球状にたばねて青竹につけた「梵天(ぼんてん)」を男たちが担ぎ、練り歩く「梵天渡御(とぎょ)」が祭りの象徴。雨が降りしきる深夜、県神社など2カ所から別々の梵天が街に繰り出し、豪快に回転させる「ぶん回し」や、前後左右に激しく倒す「振り」を披露した。