【神戸製鋼】数値改ざんは「メイキング」複数工場で同じ隠語を使っていた事が判明
神戸製鋼所によるアルミ・銅製品の品質データ改ざん問題で、同社の直営工場に勤める社員らが、検査結果の数値書き換え行為を「メイキング」と呼んでいたことが、神鋼関係者への取材で分かった。複数の工場で同じ隠語が使われていたという。東京地検特捜部と警視庁は、不正が組織ぐるみだったとみて、実態解明を進めている。関係者によると、神鋼の工場のうち、捜索対象になっているのは、アルミ・銅製品の直営工場で、改ざん行為の中心だった長府(山口県下関市)、真岡(栃木県真岡市)、大安(三重県いなべ市)の3製造所。