【新潟】花角新知事、米山前知事が進めた県独自の原発の安全性検証を継承へ 東電、柏崎刈羽原発の再稼働時期見通せず
10日投開票の新潟県知事選で初当選した花角英世氏は、東京電力柏崎刈羽原発の再稼働に慎重姿勢だった米山隆一前知事が進めた県独自の原発の安全性検証を継承する方針だ。柏崎刈羽原発でも出力の大きな6、7号機は昨年12月に安全審査に合格したが、再稼働で必要となる地元自治体の同意の行方は見通せない。再稼働の時期が後にずれ込めば、東京電力ホールディングス(HD)の収益力改善にも逆風となりかねない。