トランプ大統領に米議会から懸念「米国が得たものはあいまいで立証不能のものだが、北朝鮮は確実で永続的なものを得た」
トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長の首脳会談を受け、米議会からは12日、会談の開催自体は肯定的に受け止めつつも、「北朝鮮に譲歩した」などと野党民主党を中心に懸念の声が広がった。民主党上院トップのシューマー院内総務は記者会見で、共同声明について「具体性に欠ける」と批判。「米国が得たものはあいまいで立証不能のものだが、北朝鮮は確実で永続的なものを得た」と指摘した。