【スルガ銀】中古1棟マンション向け融資、不正発覚後も取引 別の業者経由、不動産業者の不正隠しに一部行員も関与か
スルガ銀行(静岡県沼津市)の中古1棟マンション向け融資で不正が相次いだ問題で、昨年に不正が疑われるなどして取引を打ち切られた複数の不動産業者が、その後も別業者経由で取引していたことがわかった。融資実績を上げたい行員の一部が、別業者を紹介するなどした疑いもある。融資の不正は今年2月上旬まで続いていた。中古1棟マンション投資では、融資を受けたい会社員らの貯蓄や、物件の空室率などについて、業者が資料を改ざん。