【中国など海外で人気】国産ナマコに漁獲証明制度=暴力団の資金源根絶へ―水産庁・・・青森県では被害額1億9千万円の摘発事例も
水産庁が海外で人気が高い国産ナマコの漁獲証明制度を設けることが14日、分かった。価格高騰で密漁品の輸出が横行し、暴力団などの資金源になっているとされる。税関で都道府県の漁業協同組合連合会が発行する原産地証明書の提示を求め、暴力団などの資金源になるのを防ぐ。2020年をめどに導入する。国際的な取り決めに基づく漁獲証明制度はクロマグロなどで実績があるが、日本独自の仕組みは初めてだ。