【ベルギー】初期フランドル絵画の最高傑作「神秘の子羊」、修復で本来の姿に
◆初期フランドル絵画の最高傑作「神秘の子羊」、修復で本来の姿に ベルギーベルギー・ヘントで19日、聖バーフ大聖堂の祭壇画で初期フランドル絵画の最高傑作といわれるファン・エイク兄弟の「神秘の子羊」の一部が、丹念な修復作業を終えて公開された。「神秘の子羊」はヤン・ファン・エイクと兄のフーベルト・ファン・エイクが1432年に完成させた作品で、聖書の場面や、欧州の毛織物貿易の中心だった頃のヘントの日々の生活をうかがわせる物が描かれている。