【岡山】謙信の備前刀「山鳥毛」は5億円以上 評価委が提示 国宝が市場で入手できる機会は極めてまれ
戦国武将・上杉謙信や上杉景勝の愛刀とされる備前刀の国宝「太刀 無銘一文字」
(愛称・山鳥毛(さんちょうもう))について、岡山県瀬戸内市が設置した専門家の組織は19日までに評価額を「5億円以上の価値を有する」と結論づけた。所有者が示した売買価格は「5億円」だった。刀の購入を検討する市が19日、市議会の総務文教常任委員会に対し、専門家組織「山鳥毛購入における瀬戸内市外部評価委員会」(委員長=臼井洋輔・県文化振興審議会長)の「意見書」を示した。