【トップ交代幕引き】大手紙からボロクソ 三菱マテリアルの不正対応
三菱マテリアルでようやくトップ交代人事が決まった。一連の品質不正問題の責任を取るとして、竹内章社長(63)が会長に「退き」、後任に小野直樹副社長(61)が昇格するというもの。ところが2018年6月11日の発表は、社長交代という一大事にもかかわらず、当日の記者会見はなし、22日に就任してようやく会見した小野新社長は本体の不正を公表しなかったことを「適切」と開き直るなど、不正の内容もさることながら、対応のまずさに改めて批判が集まっている。