【神戸地裁】パチンコ店から「現金」と交換できる特殊な景品を横領 元店長に24億円賠償命令
神戸市内のパチンコ店で現金と交換できる景品が横領された事件を巡り、業務上横領罪で実刑判決が確定した当時の店長に対し、店の運営会社「平和」(同市灘区)などのグループ3社が損害賠償を求めた民事訴訟の判決で、神戸地裁は計約24億1500万円の支払いを命じた。判決は5日付。元店長は山内靖受刑者(44)。刑事裁判では神戸地裁が昨年12月、同受刑者が別の男女らと共謀して2015年3~4月、約870万円相当を横領したと認定。