【奈良】糞虫(ふんちゅう)の魅力 じっくり見て 中村さんが私財を投じて「ならまち糞虫館」をオープン
◇ならまちに開館
動物の排せつ物を食べる糞虫ふんちゅうと呼ばれるコガネムシを観賞できる「ならまち糞虫館」(奈良市南城戸町)が8日、オープン。1階では、フンをかたどった球体の模型に複数のコガネムシを虫ピンで刺して展示し、国内外約100種類を「宝石」のように紹介している。同館を訪れた奈良市の薬剤師西慶子さん(58)は「こんなきれいな虫が見えないところでフンを掃除してくれているなんて感動」と驚いていた。