【兵庫】ふんどしで波しぶき、小舟押して豊漁祈願 明石「おしゃたか神事」
◆泳いで小舟押し豊漁祈願 明石でおしゃたか神事
泳ぎながら木製の小舟を押し進め、豊漁や海難防止を願う伝統行事「おしゃたか舟神事」が15日、岩屋神社(兵庫県明石市材木町)と明石港などであった。夏の日差しが照りつける中、海上で水しぶきを上げる勇壮な若者たちを、船上や港から氏子や観衆が見守った。同神社の創建時、淡路島の岩屋からご神体を運ぶ際、迎えに出た地元の若い衆6人が「同じ船に乗るのは恐れ多い」と泳いで船を押した-との故事に由来する。