【愛知】防犯カメラに犯行の様子は映っていなかった…マンション建設反対で現場監督に暴行したと逮捕、後に無罪確定の男性が国と県を提訴
マンション建設反対運動中に現場監督に暴行したとして逮捕、起訴され、その後無罪が確定した名古屋市瑞穂区の薬剤師、奥田恭正さん(61)が24日、違法な逮捕や勾留で精神的苦痛を受けたとして、国と愛知県に計1100万円の損害賠償を求める訴えを名古屋地裁に起こした。国には指紋など個人情報の抹消も求めた。訴状などによると、奥田さんは平成28年10月7日、反対運動をしていたマンションの工事現場で、現場監督の男性を突き飛ばしたとして愛知県警が暴行容疑で現行犯逮捕、その後起訴された。