【iPS細胞を超えた?】遺伝子でマウス心臓再生可能に
遺伝子でマウス心臓再生可能に
皮膚など全身に広く存在する細胞に「Tbx6」と呼ばれる遺伝子を入れることで心臓の筋肉や血管の細胞を作り出すことに筑波大学などの研究グループがマウスで成功しました。研究グループは、移植を必要としない新たな治療法につながる可能性があるとしています。心臓の再生医療分野では、ヒトのiPS細胞から作った心筋細胞を移植する治療法などの研究が進められていますが、血管の細胞は作れないことやコストが高くなるなどの課題が残されています。