【京都】崇仁地区、差別を過去に 市立芸大生と町おこし 「移転後も学生は学校に閉じこもらず、街に出て私たちとふれあってほしい」
京都市立芸大移転予定地
京都の玄関口、JR京都駅東に広がる同市下京区の崇仁(すうじん)地区で2023年の市立芸術大(西京区)移転を控え、住民と学生が食やアートを生かして町おこしに取り組んでいる。地区は長年、部落差別に苦しみ、近年は住民の高齢化と流出も問題化していた。地元の「ソウルフード」も楽しめ、人気を集める屋台村「崇仁新町」や、廃校で芸大卒業生らの作品を展示するギャラリーなどでにぎわい作りを目指す。