【EU】サマータイム存廃に過去最高の反響 パブコメ460万件 市民の関心高く ドイツでは74%が廃止を望む
【ブリュッセル八田浩輔】サマータイム(夏時間)廃止の是非を検討している欧州連合(EU)で、域内の市民を対象にした約1カ月間のパブリックコメント(意見募集)が16日に締め切られた。行政執行機関の欧州委員会によると、パブコメでは過去最高となる460万件以上の意見が全28加盟国から寄せられた。夏時間を巡っては近年、健康や睡眠への悪影響を示唆する研究成果が報告されており、制度の存廃についてEU市民の関心が高まっている。