【点滴バッグに消毒薬混入】針で開けたと思われる穴、投与前に発見…警察が捜査 保管庫は無施錠/山口県下関市
山口県下関市の「地域医療機能推進機構(JCHO)」下関医療センターは22日、使用予定の点滴バッグ2個に針で開けたと思われる穴が見つかり、うち1個から消毒薬として使われる界面活性剤が検出されたと発表した。山口県警は、何者かが故意に消毒薬を混入した疑いがあるとみて捜査を進めている。下関医療センターの山下智省院長によると、今月7日午前、同センター7階の病棟で、高カロリー輸液「エルネオパ」(100ml)2バックを入院患者に投与しようとした看護師が、点滴袋が液漏れしていることに気づいた。