【国際】キューバ、憲法を大幅改正へ「共産主義の追求」を削除、経済自由化促進、大統領制で権力分散、同性婚容認で「カストロ後」にらむ
共産党一党独裁のキューバが憲法を大幅に改正する。外国からの投資について「経済発展の重要な要素」と明記、経済の自由化を一段と進める。革命を指導したカストロ兄弟の時代の終幕をにらみ、大統領、首相のポストを新設して集団指導体制を固める。2019年2月の国民投票を経て発効する見通しだ。キューバでは4月、ラウル・カストロ氏(87)が国家元首の国家評議会議長から退き、ミゲル・ディアスカネル第1副議長(58)が昇格した。