【北陸新幹線】国定公園生態系への影響懸念 京都で北陸新幹線説明会
北陸新幹線敦賀-新大阪間のルート選定に向け、鉄道建設・運輸施設整備支援機構は31日夜、南丹市美山町の美山文化ホールで地質調査に関する地元説明会を開いた。同機構は取材に、「現状では美山町や京都丹波高原国定公園を通る可能性が高い」とした。住民からは、国定公園内での調査や生態系への影響を懸念する声が出た。敦賀-新大阪間はJR京都(京都市下京区)や松井山手(京田辺市)の各駅を経由するが、詳細なルートを決めるため、近く南丹市美山町の知井地区と京都市の3カ所で調査する。