【バチカン】カトリック聖職者の性的虐待対応でローマ法王窮地=対立する保守派の大司教が辞任要求、権力闘争に発展か
世界各地で相次いで発覚しているカトリックの聖職者による児童らに対する性的虐待への対応をめぐり、フランシスコ・ローマ法王が窮地に立たされている。25、26の両日訪問したアイルランドの首都ダブリンでは、カトリック教会の組織的な隠蔽(いんぺい)行為を非難する虐待の被害者ら数千人から抗議のデモで迎えられた。さらに、法王が教会内の虐待疑惑を黙殺したとして、対立する保守派の大司教が辞任を要求。