【国際】在キューバ米大使館員の体調不良は「マイクロ波攻撃」の可能性…脳内で音を知覚させる「フレイ効果」を利用か/米紙報道
キューバの首都ハバナにある米大使館の外交官らが聴覚障害などの体調不良を訴えた問題で、米ニューヨーク・タイムズ紙は2日、外交官らはマイクロ波による攻撃を受けた可能性が強まっていると報じた。マイクロ波が脳内で音を知覚させる「フレイ効果」と呼ばれる現象が利用された疑いがあるという。ハバナの米大使館では2016年秋頃から原因不明の聴覚障害を訴える外交官らが出始め、軽度の外傷性脳損傷と診断された者もいた。