【科学】スパコン「京」後継、「国産で世界一」の看板下ろす戦略「前回は『オールジャパンで世界一』という昭和的な発想があった」
スパコン「京」後継、「国産で世界一」の看板下ろす戦略小宮山亮磨
理化学研究所は4日、スーパーコンピューター「京」の後継機(ポスト京)のCPU(中央演算処理装置)の開発に成功したことを、文部科学省の有識者会議に報告した。目標とする2021年の稼働に向け、技術的なめどが付いた。「京」で掲げた「国産で世界一」という看板を下ろし、使いやすさや省エネ性を重視する戦略は、功を奏するか。