【ガン】がんの3年生存率、平均71% 部位で差、膵臓15.1%、肺49.4%、食道52%、肝臓53.6%。胃74.3%、大腸78.1%、乳房95.2%
国立がん研究センターは12日、がんと診断された人が3年後に生存している割合を示す「3年生存率」を初めて公表した。全てのがんの平均は71・3%。膵臓(すいぞう)がんは15・1%と差があり、治しにくいがんについて、新たな治療法の効果を5年を待たずに評価できるようになると期待されている。全国のがん拠点病院や国立病院機構などの330施設のうち、生存率を9割以上把握できている268施設のデータを解析。