【EU】ドイツ車大手3社を調査 排ガス浄化技術談合の疑い
厳しい監視の目にさらされているドイツの自動車業界がまた当局と対立する事態となった。欧州連合(EU)が談合の疑いでフォルクスワーゲン(VW)とダイムラー、BMWの調査を開始した。談合で自動車向けの排ガス浄化技術の導入が遅れた可能性がある。調査の焦点はディーゼル車から排出される窒素酸化物(NOx)を削減するSCR(選択的触媒還元)システムおよびガソリンエンジン向け微粒子捕集フィルター「オットー」の開発に向けた共同の技術協議で、多額の制裁金が科される可能性がある。