【富山交番襲撃】事件発生から3カ月 容疑者入院で捜査長期化 腹部を撃たれ脊椎損傷、下半身が不自由に
富山市の奥田交番襲撃事件は26日で発生から3カ月を迎えた。容疑者が逮捕時に警察官に撃たれて入院しているため、県警の取り調べは行われておらず、最大の謎となっている動機が分からないまま捜査は長期化している。県警によると、事件は6月26日午後2時ごろ、奥田交番で発生。刃物を持った元自衛官の島津慧大(けいた)容疑者(22)=立山町末三賀=が稲泉健一警部補(46)=警視に昇任=を刺殺し、奪った拳銃で奥田小学校正門付近にいた警備員の中村信一さん(68)を射殺したとされる。