法律で定める定義に従うと「すべていじめと認定すると件数が数百件に上ってしまう」等の理由で独自基準で判断、複数校が0件と報告・長野県
小中学校でいじめの定義狭く解釈
県内の複数の公立小中学校が、県教育委員会の調査に対し、法律で定めるいじめの定義を狭く解釈し、認知件数を0件と報告していたことがわかりました。これを受けて、県教育委員会はいじめの定義を示したマニュアルを新たにつくり、すべての学校に配布することを決めました。県教育委員会は昨年度の県内の小中学校と高校のいじめの認知件数について調査し、このうち認知件数を「0件」と報告した学校のうち、児童や生徒の数が多い小学校5校と中学校2校に聞き取りをしました。