【京都】731部隊論文 京大「調査実施」と回答
旧日本軍731部隊の将校が書いた、人体実験の疑いがある医学論文について、学位を与えたと指摘されている京都大学が調査に乗り出します。問題の論文は、中国で細菌兵器の開発を進めたとされる、旧日本軍731部隊に所属する軍医将校が書いたもので、終戦後、京都大学は将校に学位を授与していました。論文では、実験でサルにペストを媒介するノミを付着させるとサルが頭痛を訴えたとする記述があり、市民グループは、捕虜など人体を使った疑いがあるとして、7月、京都大学に対し検証を求めていました。