【生物】イノシシが破壊、シカが続く 森林防護柵の侵入調査 イノシシの知能はサルに匹敵 和歌山
スギ・ヒノキの苗木を守る森林防護柵を設置した場合、イノシシが最初に破壊・侵入し、シカはそこを利用して侵入している事例があることが、和歌山県林業試験場(上富田町)の調査で分かった。試験場は「破壊されるのは地上高60センチ以下。今後対策について研究していく」と話している。今回、田辺市内のスギ・ヒノキ人工林で、標準柵(10センチ角メッシュネット)と強化柵(5センチ角メッシュネット)、金網柵(10センチ角2ミリ鋼線)を縦4メートル、幅8メートルの長方形にそれぞれ設置。