【福井】幕末の四賢侯、人柄知って 福井で研究者ら初のシンポ 「山内容堂は酒好きで豪快。でも潔癖性で人が触れたものを触るのは嫌」
幕末期にそれぞれ藩主を務め、後に当代の「四賢侯(しけんこう)」と称された福井藩主の松平春嶽ら四人に焦点を当てた初めての「四賢侯シンポジウム」が二十三日、福井市のハピリンで開かれた。福井、鹿児島、高知、愛媛の四県から研究者が集い、四人の結び付きや歴史的な役割について掘り下げた。四賢侯は、春嶽のほか、薩摩藩主・島津斉彬(なりあきら)、土佐藩主・山内容堂、宇和島藩主・伊達宗城(むねなり)の四人。