【医療】RAS野生型転移性大腸がん中国人患者に対するFOLFOX4+アービタックス無増悪生存期間(PFS)を統計学有意に延長する
・RAS野生型転移性大腸がん中国人患者に対するFOLFOX4+アービタックス、無増悪生存期間(PFS)を統計学有意に延長するこの記事の3つのポイント
・中国人未治療RAS野生型大腸がん患者を対象した試験・FOLFOX4+アービタックスの有効性をFOLFOX4と比較検証した・FOLFOX4併用療法に比べて無増悪生存期間などの項目で統計学的有意であった2018年9月10日、医学誌『Journal of Clinical Oncology』にてRAS野生型転移性大腸がん中国人患者に対するFOLFOX4+抗EGFR抗体薬であるセツキシマブ(商品名アービタックス;以下アービタックス)併用療法の有効性を比較検証した第III相のTAILOR試験(NCT01228734)の結果がEast Hospital of Tongji University・Jin Li氏らにより公表された。