【ノーベル医学・生理学賞】オプジーボ開発の小野薬品「巡り合わせに感謝」「本庶佑氏と、ともに歩んだ二十数年間」
ノーベル医学・生理学賞の授与が決まった京都大の本庶佑(ほんじょ・たすく)特別教授(76)と長年、共同研究に取り組み、がん免疫治療薬「オプジーボ」として実用化した小野薬品工業は1日、本庶氏の受賞決定を歓迎するコメントを発表した。同社の相良暁(さがら・ぎょう)社長は「共同研究ができた巡り合わせに感謝する」と喜びの声を寄せ、「私たちの使命はより多くの患者さんに(製品を)お届けすること」とし、オプジーボを適応できる疾患対象の拡大に意欲を示した。