【長崎県庁】電源コードを机に上げる単純作業を830万円で業者に外注していたことが判明 監査「県民目線で考えろよ」「積算根拠不明」
今年1月の長崎県庁舎移転で、新庁舎の床に置かれた電源コード約1500本を各事務机に上げる単純作業などに、県が約830万円を業者に支払っていたことが4日、県監査委員の本年度定期監査結果で分かった。県監査事務局は「県民目線でみれば職員でできなかったのか。約830万円をかける必要性自体が疑問」と指摘した。同事務局などによると、県県庁舎建設課(当時)は昨年末から今年初めの移転作業を業者に委託。